【凶行であり狂行！】リーベル・プレートのファンがスタジアムに発煙筒を持ち込むために子供にそれを巻きつけるおぞましい瞬間

南アメリカの王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝の舞台裏で、リーベル・プレートのサポーター女性が、試合会場に持ち込むために幼い子供の服の下に発煙筒を巻きつける動画が拡散し、アルゼンチン国内で物議を醸している。

投稿された動画には、女性が幼い子供の服の下に、テープで発煙筒を巻きつける様子が映っている。どちらも、リーベル・プレートのジャージを着ている。決勝が開かれる予定だった24日（土）に撮影されたものとみられる。

そして、アルゼンチン捜査当局がこの女性を特定・逮捕したと、ESPNなどの海外メディアが11月27日（火）に報じている。動画はネット上で拡散され、アルゼンチン当局が捜査に乗りだしていた。アルゼンチンの法律では、誰かを命の危険にさらした場合に、禁錮2〜6年の刑に処される可能性があり、女性が子供の母親であった場合、刑がさらに重くなる可能性もあるという。

問題の舞台となった決勝戦は、24日（土）にリーベル・プレートとボカ・ジュニアーズが対戦する予定だったが、2日連続で延期となっている。試合前にボカのチームバスがリーベルのサポーターに襲撃され、数人の選手がけがをする騒動となった。翌日に延期されたが、負傷者や体調不良の選手が相次いだボカ側が、公平性を欠くとして南米サッカー連盟にさらに延期を要請。連盟は再延期を決定したが、新たな試合日程は決まっておらず、混乱が続いている。

今回の動画では、そんな過激すぎるリーベルファンの凶行をご紹介。南アメリカのスーペルクラシコの凄まじさを物語っていると言え、選手達だけでなく、この一戦に寄せるファンの強い気持ちの表れの印だろう。