【パス成功率100%の男!】トニ・クロースのサクセスストーリー
トニ・クロースは、バイエルン・ミュンヘンでプロキャリアをスタートさせたドイツ人ミッドフィールダーであり、長短での高いパス精度が特徴である。2015-2016シーズン、メスタージャでのバレンシア戦ではパス成功率100%を記録している。試合のリズムを創る正確なプレーは、しばしばメトロノームに喩えられる。また、パスだけでなく、カーブをかけたグラウンダーのインサイドキックでコースを狙うシュートも得意とする。
ブンデスリーガデビューとなった2007年9月26日のエネルギー・コットブス戦では、わずか18分間の出場で2アシストを記録する衝撃のデビューとなった。更にUEFAカップデビューとなったアウェイのレッドスター・ベオグラード戦では1点リードされた状況の81分に登場し、1ゴール1アシストの活躍で勝利に導いた。しかし、バイエルンのレギュラー陣に割って入るには至らず、より出場機会を得るために2009年1月より2010年6月までのレンタル移籍でバイエル・レバークーゼンに加入した。2009-10シーズンは開幕から主力としてプレーし、シュテファン・キースリングとともにゴールを量産し、レヴァークーゼンの首位ターンに貢献した。そのシーズンは、キッカーによるブンデスリーガのシーズンベストイレブンにも選出されている。バイエルン復帰後、期待通りの成績を残せなかったが、レヴァークーゼン時代の監督だったユップ・ハインケスがバイエルンの監督に就任するとその才能が一気に開花。バイエルンの中盤に欠かせない存在にまで成長した。2012-13シーズンは史上最速28節終了時点でのリーグ優勝を達成。一方で、バイエルンとの契約延長交渉が給与面などで難航、クラブやジョゼップ・グアルディオラ監督との関係が悪化していった。
その後、2014年7月17日、6年契約でレアル・マドリードへの移籍が決定。今ではレアル・マドリードで欠かせない存在となっている。
バイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリードで多くのタイトルを獲得し、ドイツ代表でも2014年に行われたブラジル・ワールドカップで世界一となり、名実ともにその実力はフットボール界トップに君臨している。
そんなトニ・クロースが今の地位を築くまでの軌跡をプレイバック!
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