【難民からW杯MVP!】ルカ・モドリッチの華麗すぎるプレー集

ルカ・モドリッチは、1985年、旧ユーゴスラビアのザダル郊外にあるモドリッチという名前の村で生まれた。1991年、クロアチアが独立を宣言し、クロアチア紛争が始まると故郷は戦場となり、祖父をセルビア軍に殺害された。そして、一家はザダルへ逃れ、難民が暮らすホテルで仮住まいを始め、当時6歳だったモドリッチはホテルの駐車場でサッカーに熱中した。
10歳の頃にハイドゥク・スプリトのトライアルを受けるも、華奢で力がなさすぎるという理由から不合格となり、その後地元クラブのNKザダルの下部組織に入団。16歳でディナモ・ザグレブの下部組織に移籍する。18歳でトップチームに昇格し、10年間のプロ契約を結ぶが、同じポジションにニコ・クラニチャールが居たため、HŠKズリニスキ・モスタルにレンタル移籍。ここでは18歳ながらキャプテンを務め年間MVPの活躍を見せるものの、ディナモへの復帰は叶わず、翌年NKインテル・ザプレシッチに再びレンタルに出された。ザプレシッチではタイトル争いに大きく貢献し、最終的にクラブをリーグ2位へ導くと年間最優秀若手選手賞を受賞した。
転機が訪れたのはクラニチャールがハイデュク・スプリトに移籍してから。2005年1月にディナモへ急きょ呼び戻されると、ヨジップ・クゼ監督の下、エドゥアルド・ダ・シルヴァ、ヴェドラン・チョルルカ、オグニェン・ヴコイェヴィッチらとともに、リーグ優勝を達成。モドリッチもチーム内で確固たる地位を築き、リーグ3連覇に貢献。2007年にはリーグ年間最優秀選手に選出された。
その後、2008年にプレミアリーグ・トッテナムに当時史上最高額となる移籍金2300万ユーロ(37億6000万円)で移籍。4シーズン在籍し、監督ハリー・レッドナップのもと確固たる地位を築き、トッテナムのプレミアリーグ、チャンピオンズリーグでの躍進に貢献している。その活躍がヨーロッパのビッグクラブの目に止まり、2012年には、レアル・マドリードへ移籍し、今シーズンで7シーズン目を迎えることになる。
ロシア・ワールドカップでもクロアチア躍進の立役者となり、華麗ないプレーを見せて、チームに貢献し続けた。決勝では、惜しくも敗れたもののその華麗なプレーは見るものを魅了し、多くの人々に希望を与えた。
そんなモドリッチの華麗すぎるプレー集をピックアップ。幼少期の苦境にも負けることなく、難民からW杯MVPに輝いたモドリッチに捧げる!
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