【分かっていても止められない!】マンU伝説の7番、ジョージ・ベスト

ジョージ・ベストとは、相手チームやDFが分かっていても止められないドリブル突破が魅力な選手だ。それはこのゴール集をご覧の通り。
分かっていても止められない。相手に予測されていても、そのプレーを強引にまでやり切る。それがジョージ・ベストという北アイルランドはベルファスト出身の稀代のドリブラーであり、彼が背にしたマンチェスター・ユナイテッドの【背番号7】の伝統と言えるだろう。
ジョージ・ベストはマンチェスター・ユナイテッドで延べ24年間もの長期政権を築いたサー・マット・バズビー監督に見出された選手だった。そして、1967-1968年シーズンにイングランドのクラブが初めて欧州チャンピオンズカップを制した決勝のベンフィカ戦でも得点した。そのシーズンのリーグ戦では28ゴールを挙げて得点王にも輝き、バロンドール(欧州最優秀選手)にも史上最年少の22歳で選出。
そんな早熟のドリブラーだが、ウイングを基本ポジションとしながら得点を量産するプレースタイルは現在のサッカー界で求められる要素。ジョージ・ベストが現在のサッカー界に登場していたら、どうなっていたのか?は興味が尽きない。
クラブ伝統の戦術~強烈な"個"のゴリ押しとその組み合わせ
マンチェスター・ユナイテッドにはバズビーの24年、サー・アレックス・ファーガソンの26年半という2人の超がつくほどの長期政権を築いた監督がいた。
しかし、彼等2大の長期政権があったにも関わらず、ユナイテッドには国内のアーセナルや国外のバルセロナといったライバルクラブとは違って明確なスタイルが存在しない。
ジョージ・ベストにしても、ライアン・ギグスにしても、ディビッド・ベッカムにしても、クリスティアーノ・ロナウドにしても、相手チームやDFは彼等が何をするのか?は分かっている。
しかし、その戦術を超越するほどの強烈な個人能力を活かすための状況をパターン化する事が戦術なのだ。ベッカムが右サイドでボールを持つとボックス内の各ポイントへボールを見ないままに飛び込む複数選手のように。ギグスが左サイドでドリブルの体勢に入るとサポートの動きは彼のスペースを消す事になるため、斜め後ろに待機ポジションをとる選手以外は彼からの折り返しに備えてマイナス方面のポジションを意識するFW陣のように。ファンにも解りやすい個性ゴリ押しの戦術は人気を集めやすく支持される。
その後、エリック・カントナやベッカム、クリスティアーノ・ロナウドへと継承される【7番】の原型=ジョージ・ベスト。そんなマンチェスター・ユナイテッドの歴史を確認できるこのゴール集を楽しんで下さい。
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おすすめのコメント3
morinaga
15年12月7日
さんまがジョージベストがすごかったってよく言ってる意味がこれ見てわかった。ヤバい選手だったんだな。
平良
15年12月7日
いまいても同じように活躍できたでしょうね。
角谷
15年12月7日
写真がカッコいい!