【世界を驚かせたゴール！】CLの舞台で決まったオーバーヘッドTOP5

5月26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝は、リヴァプールとレアル・マドリードが戦い、FWベンゼマのゴールとウェールズ代表FWギャレス・ベイルの2ゴールでマドリーが勝利を収めている。

この試合でブラジル代表DFマルセロのクロスに反応し、ペナルティーエリア中央からオーバーヘッドによるスーパーゴールを決めたマドリーのベイルに脚光が集まっている。そして、28日付のイギリス紙デイリーメールがその“すごさ”を、数字を用いながら解説。

同紙によると、まずベイルのオーバーヘッドは16本のパスを繋いだ末に生まれたものだという。同選手もパス回しに関与しており、途中出場から7回目のボールタッチで驚異的なゴールを決めたそうだ。

また、オーバーヘッドを放った瞬間、ベイルの左足は地上から198センチメートルの高さに達していたという。放たれたシュートはゴールラインまで約14メートルの距離を時速61キロメートルの速さで飛んでいき、リヴァプールのドイツ人GKロリス・カリウスの守るゴールを破ったと、同紙は伝えている。

CL決勝という大舞台で生まれたスーパーゴールについて、サッカー界のレジェンドたちも賛辞を惜しまない。元リヴァプールのMFスティーヴン・ジェラードは「全員に衝撃を与えた。100万回に1回くらいの素晴らしいゴールで、私だったらトライさえしない。」と感嘆。さらに元マンチェスター・ユナイテッドのDFリオ・ファーディナンドも「彼のやった事は違法だ。」と、独特な表現で同選手を称えた。

今シーズン、怪我の影響もあり、監督ジネディーヌ・ジダンのもとコンスタントな出場機会を得られていなかったものの、CL決勝という1年で最も大切とも言える試合でこの驚愕のゴールを決めるあたりが、移籍金100億以上の男の真骨頂なのだろう。

今後CL史において、長きに語り継がれることになるその他の4ゴールとともにぜひ動画でご覧ください。