【アヤックスの育成TRメニュー】その５：ストレングス&コンディショニング・トレーニング

アヤックスはオランダサッカーの中枢として多くの影響を及ぼしてきた。その中でも「育成」という点では群を抜いており、ヨハン・クライフ、ベルカンプ、ダービッツ、セードルフ、クライファート、ファン・デル・サール、スナイデル、ファン・デル・ファールトなどヨーロッパのトップレベルで活躍をする幾多の一流選手を育ててきた。

実際、2015年の国際スポーツ研究センター(CIES)の発表によれば、ヨーロッパ1部リーグ最も多く選手を輩出しているクラブはアヤックスであり、実に77人もの選手がオランダの名門で若手時代を過ごしていたという。（15歳から21歳までの間に3シーズン以上を過ごしたクラブが、その選手の出身クラブとしてカウント）

今回はそんなオランダの名門アヤックスの育成トレーニングメニューを日本の監督、コーチに参考していただくためにピックアップ（連載）。

連載第５回目の動画テーマは「ストレングス&コンディショニング・トレーニング」

幼少期から体をぶつける感覚を養うことは、大人になり球際のバトルが厳しさを増したときに大きなアドバンテージになるのではないだろうか。正面だけでなく、横向き、背後。ぶつかる前のステップをかえるなどバリエーション増やすこともできそうだ。