socsoc編集部 - 16年3月22日

2016年3月5日にファンルーツパーク芦花公園で小学4~5年生を対象とした1vs1の大会「HEAD TO HEAD KING OF 1v1 2016 ~最強の一人を決めろ~」が開催された為、socsoc編集部が取材に行ってきた。

天気は快晴。ルールは1vs1という事も有り、コートは縦が15m横が8mの小さめのピッチ。その周りには今まで見たことのないエアの入った四角い仕切りがコートを覆う。

少年たちが続々と集まり、ウォームアップを始める。みんな気合いが入っている様子がうかがえる。

ウォームアップ終了後、大会のレギュレーションが説明され、真剣に聞き入る少年たち。
1試合2分、30名が各グループに分かれ1人当たり7試合、そこからの勝ち点の多い順で準決勝に進むルール。

3コートに分かれ試合を行う。
少年たちの顔から笑顔が段々消えて、大人顔負けの真剣な表情で試合に臨む。

1試合目のホイッスルが鳴り響く。
体格も様々な少年たちが誰の助けもない一人だけのピッチで戦いを始める。

やっば、皆かなり上手い!
足技はもちろんボールのキープの仕方、奪い方、抜き方どれをとっても想像以上のレベル。
エアを使ってのワンツーなども魅せたりと、環境を活かす選手も出てくる中・・・

「マジかよ」って思うようなスーパープレイも続出・・・。
今の小学生ってこんなに上手いんだ。
ただ強引に抜きに掛かってボールを奪われると一気にカウンターを食らってしまい、点を取られる場面もかなり見受けられた。
1vs1なので抜く技術が一番求められるのかと思いきや、相手からボールを奪うディフェンス技術もなければ勝利する事が出来ないと言う中々の奥深さ。

ゴールも思ったより入る、小さなゴールに決めるのは正確なキックも必要。
試合終盤になると少年たちの息遣いもかなり荒くなってくる。

そして決勝戦、勝ち残った二人は共にタイプの違う選手。
手前の後ろ姿の少年は所属クラブではセンターバックと言うDF出身、全勝で勝ち進んできた強者。奥の選手は足技も上手くガンガン攻撃を仕掛けていくタイプ。
ここまでくるとsocsoc編集部も固唾を飲んで試合観戦。

緊張の中、試合開始。
やはり決勝・・・レベルが高い。

ボールへの執着心も子供とは思えない。
先制を取られても怯む様子はなく、すぐに同点。一進一退の攻防が続く。
周りで見ていた少年、親御さんたちの熱い視線がこの二人に注がれる。

そして勝ったのは去年決勝で惜しくも負けてしまった「蔵野くん」。見事な優勝!!おめでとう!

そして今日はこれで終わらない。
ドリブルデザイナー岡部将和氏による「ドリブルクリニック」が開催された。
何度も映像でみたことがあるが、岡部氏のドリテクはハンパなく凄い。

少年たちの真剣な眼差し、勝つための技術を吸収しようとしている姿勢は外から見ても一目瞭然。

そして抜く技術の練習に使ったのは・・・なんとメトロノーム!
抜くときにこんなにリズムが必要なのかと改めて感じた。確かに抜き去るときって相手のリズムを崩す事は大切な要素の一つ、子供のころからこの練習するのはかなり有意義かもしれない。

続いて間合いのトレーニング。

相手がボールに触れられない距離を頭と体に把握させる練習。

「ドリブルクリニック」の最後は岡部氏との1vs1の戦い。
少年たちかなり真剣に立ち向かってました・・・・でもボールは取れるハズもないのですが、それでも真剣に向かっていく姿に感動すら覚えました。

実際に岡部氏の超絶テクニックを体感した少年たちは何を感じたのでしょうか。
この経験はきっと彼らのこれからのサッカー人生において貴重なものになるでしょう。

そしてあっという間に・・・
「ドリブルクリニック」が終了。

最後はみんなで記念撮影。
その後バックヤードでサインを求める少年たちの姿が印象的でした。

 

大会の詳しい様子は動画で!

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