レアル・マドリード「逆襲」への伏線

Sponsored WOWOW|socsoc - 4月1日

私の最も好きなクラシコの一つは、2005年4月10日サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードが4ー2で勝利した試合だ。

出典:WOWOW

何よりも闘争心が尋常ではなかった。華麗なサッカーが持ち味の銀河系軍団は、激しいプレスでボールを奪うと、細かなパスなどを繋がずロングボールを使ってバルセロナゴールに向かって殺到した。迷わず一直線にダイレクトに。ロナウド、ラウール、ジネディーヌ・ジダン、オーウェン、デヴィッド・ベッカム、ロベルト・カルロスらが見せるためのサッカーではなく、勝つためのサッカーに徹した時の凄さを思い知らされた。

先制点を決めたのはジネディーヌ・ジダンだった。ロナウドのセンタリングにダイビンヘッドした彼は、そのまま頭からゴールポストに激突。一瞬、息を呑んだ観客は立ち上がったジネディーヌ・ジダンに感情を爆発させた。それは単なるゴールの喜びではなく宿敵への意地とか復讐心とかが解き放されたかのような、雄叫びに近いものだった、と記憶する。

3点目を挙げたラウールは、右まぶたを腫らし血の滲んだテープを張ったまま、拳を握った両手を広げて滑走する“アビオン”(飛行機)と呼ばれるゴールパフォーマンスをした。髭面、汗に濡れたざんばら髪、叫び声が聞こえて来るような口元……。あれは旅客機ではなく爆撃機だったろう。その時の写真はラウールのベストショットだと思っている。

あの日ジネディーヌ・ジダンやラウールは銀河系戦士などではなく、

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