socsocセレクション - 16年3月31日

出典:WOWOW

3シーズン目を迎えた今季も2大クラブの両エースは健在ながら、「次期エース」としての立場を顕著に確立しつつあるのはネイマールの方だろう。1年目のシーズンは過渡期にあったチームの不調に加えて要所でのケガにも泣かされたが、2年目の昨季はルイス・スアレスが加わったトリデンテの一角として伸び伸びとプレー。リーガではメッシとC・ロナウドに次ぐ22ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)では2人と共に最多10ゴールを挙げるなど得点力に磨きをかけ、FIFAバロンドールの最終ノミネート3人にも選ばれた。

まだスピーディーなパスワークを重んじるバルセロナにおいてはしばしば球離れの悪さが目立つところもあるが、メッシ、L・スアレスとの連携は3年目に入ってさらに磨きがかかった感がある。昨季までは持ち前の走力と決定力を生かしてラストパスを引き出し、ゴールネットを揺らすフィニッシャーとしての役割が主だったが、今季は中盤に下がってDFライン裏に走るメッシにスルーパスを通したり、L・スアレスとのワンツーでゴール前の狭いスペースを切り崩したりと、周囲を生かしたプレーの引き出しも増えてきた。

単純に個の力だけを見ればまだまだ無駄が多い荒削りなドリブラーながら、ネイマールは周囲を生かし、生かされるバルセロナのサッカーの中で着実に進化している。今後もメッシとL・スアレスが健在の間は「3兄弟の末っ子」的立場でプレーを楽しみながら、いつかエースとしての責務が回ってくる時に備えてすくすくと成長していくのではないか。

一方のベイルは加入1年目こそ

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