【有言実行！】宇佐美貴史のレンタル延長が決定！

昨年夏、ブンデスリーガ1部FCアウグスブルクから、出場機会を求めて同2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへレンタル移籍した宇佐美貴史は、その後、冬に加入した原口元気と共にフォルトゥナの攻撃陣を牽引し、シーズン通算で8得点3アシストを決めるなど、クラブの6年振り6度目の1部昇格に大きく貢献し、その後日本代表のメンバーとしてロシアW杯にも出場するなど、飛躍の1年を過ごしてきた。そして1年間のレンタル期間を終え、アウグスブルクへ戻ることとなった宇佐美だが、昇格祝賀イベントで「ボクはデュッセルドルフが大好きなんです。だから、またね」とコメントしていたように、引き続きデュッセルドルフでプレーすることを熱望。両クラブの話し合いの末、アウグスブルクでの契約を1年延長した上で、フォルトゥナへ更に1年間レンタルが延長されることが決定した。
この再レンタル決定のニュースは、8月4日(土)に行われたフォルトゥナのシーズンオープンデーにて、ロベルト・シェーファー会長から報告されることに。そしてステージ上にサプライズ登場した宇佐美が、「皆さん久しぶりです。皆さんに約束した通り、ボクはここに戻ってきました。有難う、デュッセルドルフ！」とドイツ語で挨拶すると、会場に詰め掛けていた約1万人のフォルトゥナファンから大歓声で迎えられることとなった。
宇佐美にとってブンデスリーガ1部での挑戦は、FCバイエルン・ミュンヘン、TSGホッフェンハイム、FCアウグスブルクに続いて4クラブ目となるが、ドイツでのレコード監督でもあるフォルトゥナのフリードヘルム・フンケル監督も、宇佐美のシュート技術には太鼓判を押すなど、その能力は疑う余地がない。自分の存在価値を証明するために、日本が生んだ天才がフォルトゥナと共に、自身“四度目の正直”に挑む。これからの日本サッカー界を牽引することが期待されるストライカーの活躍から目が離せない。