【木村浩嗣コラム】ロス・ガラクティコスの真相

Sponsored WOWOW|socsoc - 3月20日

今のジダンを見ていると、スペイン語で“ロス・ガラクティコス”(銀河系軍団)と呼ばれたチームを思い出す。

出典:WOWOW

ロス・ガラクティコスとは2000年~06年までのフロレンティーノ・ぺレス会長の第1期政権時代に、当のジネディーヌ・ジダンを始めフィーゴ、ロナウド、ベッカム、オーウェンら世界的な名選手を次々と獲得し、そのスターたちの煌めきと“もう地球上には敵がいない”ということで、銀河系の冠が付けられたのだった。その当時の強化方針が“ジダネス・イ・パボネス”(ジダンたちとパボンたち)と呼ばれるものだった。これは攻撃陣にジダンのような世界的なスターを配し、守備陣にパボン(育成部門出身の当時のセンターバック)のような自前で育てた選手を配してチームを作る、というものだった。

だが、最強の選手を集めれば最強のチームができるはず、というこの壮大なプロジェクトは成功しなかった。最初の3年間はチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回、リーグ優勝2回を成し遂げるものの、後半3年間は無冠に終わり、フロレンティーノ・ぺレス会長は責任を取って辞任する。辞任時の「私は選手を甘やかし過ぎた」という言葉は有名になった。スター選手のエゴを操るには、監督もガラクティコであるべきだったのだが、カルロス・ケイロスやアントニオ・カマーチョ、バンデルレイ・ルシェンブルゴには荷が重過ぎたのだった。

あれから10余年、

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