【頼れるベテランGK！】37歳イケル・カシージャスのレジェンダリーセーブ集

チャンピオンズリーグ・グループステージで多くの勝点を獲得したのは、CL現王者レアル・マドリーでもなければ、レオ・メッシ擁するFCバルセロナでも、クリスティアーノ・ロナウド擁するイタリアの絶対王者ユヴェントスでも、金満クラブで多くのスター選手を擁するパリ・サンジェルマン（PSG）でも、ブンデスリーガ6連覇中のバイエルン・ミュンヘンでもない。では、どのチームなのか？答えは、CL・グループDを首位通過したFCポルトである。予選6試合で5勝1分の勝点16を獲得、失点数も1試合平均「1」という記録を残している。

そのポルトでリーグ戦13試合とチャンピオンズリーグ6試合の全てに今シーズン出場し、豊富な経験でチームを最後尾から支えているGKがいる。彼の名はイケル・カシージャス。すでに37歳という大ベテランとなり、ポルトでのキャリアもすでに4年目を迎えている。カシージャスは、各年代別の国際大会での優勝経験に加え、ヨーロッパ選手権2度（2008年、2012年）、南アフリカ・ワールドカップ（2010年）制覇、クラブ単位では、レアル・マドリー時代のラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップ、スペイン国王杯、ポルト時代はプリメイラ・リーガとスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラなど数え切れないほどのタイトルを獲得してきた世界有数のGKである。

しかし、一方でマドリーでのキャリア終盤は、当時の監督ジョゼ・モウリーニョとの確執も噂され、不遇の時を経験し、退団の際はチームに尽くしてきた姿とは不釣り合いなほどにあっさりとクラブを後にし、ポルトで新たなキャリアをスタートさせている。そして、40歳を目前にする今もなお第一線で輝きを見せるカシージャスのプロフェッショナリズムには、感服せざるを得ない。頼れる男カシージャスと共にポルトが国内リーグとチャンピオンズリーグでどこまで活躍を見せるのか注目だ。

今回の動画では、2018/19シーズンのカシージャスのセーブ集をご紹介。今シーズン、国内リーグを合わせると1試合平均失点数は、「1」を下回っており、その堅守が光っている。